あなたとわたしのぬるぬるしたおわり
半年ラインを未読放置された。
「誕生日おめでとう」
「他の人が君のこと言ってたよ、元気にやってる?」
全部既読はつかない、アイフォンだから読んでんだろうけど。
ブロック 確かめる 方法 でググった方法で、ブロックされていないことを知る。
前に好きだった人もブロックしてなかった。むしろしてくれたら諦めもつくのになぁと思いつつ、
こんなことして調べてる自分にも嫌気が差した。
どうしても日程調整を入れないといけないことがあった。
気を遣って先輩のグループラインで日程調整したのに「両日NGです」
これさ、私半年ライン未読スルーされてるんです、私がいるからか?って思うよそりゃ。
ダメ元で個人ライン、「私が嫌ならこのまま進めるし、そうじゃないならリスケする」って、やっと返信きた。
なーんにも変わらない「忙しい」「宣言通り予定分からない」「来週から地方行くのが今決まるくらい忙しい」
宣言通りって、私あーたが地元帰って戻ってこないかも、までしか聞いてませんがな、そのあと対話拒否したから。
もう別れているのであれば、そんな甘えた返答しないでビジネスライクに接してほしい。可能性を残されると好きが止められないから。
絶対に幸せになれない男性ばかり好きになる、美しい夢を見せてくれる男性。本当に幸せな日々だったのに、なんでこうなっちゃったのかな。
一歩踏み出す勇気がほしい、忘れられないですよ。
眠れない夜は誰のせいなのか
今週のお題「眠れないときにすること」
どうも、私です。
中学生くらいからとにかく寝るのが下手で、ベッドに入るとすぐにスヤァ…なんて経験はゼロです。
なので、「眠れないとき」はイコール毎晩です。
この「寝るのが下手」って概念に辿り着いたのは最近なんですが、
自分の眠れない苦しみが「あ〜これは下手ってことなのか」と名前が付いた安堵感をよく覚えています。
そんな私の寝る前のルーティンは、
ベッドに転がって、テレビでYouTubeを流しながらスマホでツイッターかYouTube
ちなみに15年前は
ベッドに転がって、テレビでお笑いのDVDを流しながらノートPCで個人サイト巡り
であり、明らかにインターネットの向こう側から怒られそうな生活習慣を、全く変えないまま15年以上生活してます。
そんなインターネットの「正しい」人たちは、
寝る一時間前にはスマホをやめて安静にしましょう、
って言うじゃないですか。
それ、できるならやってない???
ねぇそれ、できるならやってない???
それが出来ないからこんな叩かれそうな生活がやめられないんですよ。
なんで寝る前のスマホがやめられないかって、スマホやめると「寝る」と向き合わないといけないじゃないですか。
「寝る」を始めると脳内がギュンギュンギュンギュンに動き出して、過去の嫌なことや将来の不安が巡りまくるんです。そして「寝る」をすることができなくなる。
これ、リアルの友達にいっても全く理解されない感覚なんですけど、とにかく「寝る」が怖いので、ツイッターで紛らわしています。
思い返せば幼少期から悪夢を見るから寝たくない、と毎晩ごねた子供だった。こういうのはもう治らないのかな。
でも一応、激しい運動やストレッチをする、ハーブティーを飲む、本を読む、想像法などのよく言われるやつは一通り試したんです、
一番効果的だったのは、寝たまんまヨガってアプリを流しっぱにすること。
これは本当に最後まで起きてられないくらいの抜群の寝落ち率です。
ただこれを再生し出すということは、「寝る」と向き合うことなので、中々スタートできない難点はあります。
あーあ、誰か上手に寝る方法教えてください、実際今も寝れてないし、もう疲れたよ。
「寂しい」はそれ以上でもそれ以下でもない
彼氏から全然連絡が来ない。
この前は9日間も来なかった。今は5日間未読スルーされている。
こういう時、人ときちんと恋愛関係を築いてこなかった自分は弱いなぁと思う。
全部が未知すぎて、結局やることはYahoo知恵袋で「彼氏 連絡 来ない」とか「彼氏 多忙 連絡」とか不毛な検索ワードでググっては、
「寂しいのはお前が暇だからだ」「男は忙しいと仕事のことしか考えられないものだ」という回答を見て、そっかぁ、と思うことだけ。
ネットの人たちが教えてくれた通り、決して寂しいとも言わず彼を労り、無理に会いたいとも言わない。
全然既読にならないラインを見返しては、自分の返答は彼に寄り添うものになってるか確認する。もちろん追いラインなんてしない。
縋るような気持ちで、男女の違いについて書いた本も数冊読んだ。
なるほど、男は火星人で女は金星人なのね、違いを認めてコミュニケーションとっていかないとなのね、勉強になるなぁ。
ふむふむ、といくつか読み進めていくと、「男女の会話 答え合わせ辞典」という本のあとがきに、
著者の母が病に侵された際に、『寂しい、そばにいてほしい』と初めて言った、というようなことが書いてあった。
それを見てボロボロ泣いてしまった、そうなんだよ、一生懸命自立しよう迷惑かけないようにしよう相手を尊重しよう、と強がってるけど、
とにかく私は「寂しい」んだと身につまされた。
この「寂しさ」は、多忙な彼と付き合っていくのであれば、私の中でずっと向き合っていかないといけない問題だ。でも寂しいものは寂しいんだよ、ばーかばーか!
彼から多忙なのもあるし、私自身、今、自分の希望していない仕事は楽しくなくて、でも現状を打破しようとするような行動も起こしてなくて、
彼に依存しぎみなのは間違いないと思う。
でも恋人ってそういう心の支えになるものなんじゃないの、
つらいときでも彼の温もりを思い出したり、美味しいものを食べたら一緒に食べたいと思ったり、将来について考えたりするのは
私の救いである。
でも今、次のデートの予定も決まってない。〇〇日は?仕事、では〇〇日は?先過ぎてわからない、を繰り返し、
結局最短3ヶ月、私達は会う予定がない。逆に向こうは寂しくないのか不安になる。
私は付き合いたてで買って、緊急事態宣言でフリーチケットに変わってしまった某テーマパークのチケットをいつも握りしめている。
付き合ってから本当に1度も出かけていない、次のデートはこのウキウキで買ったチケットが使えるんだろうか。
そもそも次のデートは存在するのか、電話すら誘いづらい。
あ〜あ、本当に文句ばっかり言ってるなぁ。
現状打破しようと頑張っている先輩に愚痴をこぼしながら、
私なにやってるんだろうなって思った。
とりあえず、副業スクールを調べてみた。
人前で話すのは得意なので、結婚式の司会者とかどうかなと思ったけど、
自分の発表ですらプレッシャーで前後寝込むのに、人様の人生を背負えない。休みの日にきちんとするだけでべらぼうに疲れる。
他に私が好きなことってなんだろう。お金が稼げそう、とかキャリアになりそう、とかそういうのではなく、やってると楽しいこと。
そうなると、ブログとイラストかなぁと思う。
副業とかじゃなくて、mixiで皆がブログ面白いよ!って言ってくれるのも嬉しかったし、ライブレポのイラストを書くのも楽しかった。
今私趣味がないなー、怖いなー、って思ってるけど、毎日某YouTuberは1日12時間くらい見てる。
このレポブログを書くのはどうだろう、って今は思っている。
なんか一個はじめたい。少し前向きになってきた。
あ、あとふぐ調理師の免許はほしい。
ちょっとずつ彼から離れて楽しいことを探していこう。
もっと自信がついたらライターのスクールとか通ってみようかな。
前向きに考えだすと、やることっていっぱいある。忘れがちだった。なのでためにためた事務処理をこなすために、今日は早く寝よう。
次に会えたとき、沢山甘えて、沢山幸せ、寂しかったけど嬉しいってハグしながら笑顔でいれるよう、今やれることをやっていくしかない。
自分の「心地よさ」とは
彼氏の家はとても綺麗で情報量が少ない。
デートは100%彼の家だけど、いつも掃除が行き届いた部屋と交換されてふかふかのシーツで迎えてくれる。
とても落ち着く空間。
3日間を一緒に過ごしたとき、彼はおもむろにコンロを拭いて、風呂場を壁から床から全部掃除していた。
「しんどいけど、このほうが後で気持ちいいでしょ」って。
衝撃的だった、私、一度も壁なんて磨こうと思ったこともなかった。
家に帰って、コンロを磨いた。ピカピカのコンロを触る度に、私にもピカピカにできたんだ、という高揚感に包まれた。磨いてみて良かった。
あと、彼はとても少食。「お腹いっぱいになってもいいことない」って。
これも新しい価値観………お腹いっぱいで苦しくなるまで食べてすべての考えを放棄するのは、もしかしてストレス解消として間違ってるのか?と考え込んでしまった。
〇〇さんと一緒にいたら太らない気がする、と笑いながら、自らの食生活を鑑みる良い機会になった。
でもじぶんちに帰った瞬間、ウーバーで大量の食べ物を取り寄せて無心で食べていた。思考を変えるのには時間が掛かりそう。
こうやってお互いの生活を擦り合わせていくの、とても嬉しいなぁと思う。もう付き合い当初みたいなラブラブ感皆無だけど、だんだん、生活を分かり合っていく期間な気がする。ラインの返信はもうちょい早いと嬉しいなぁ。
あとは、誕生日プレゼントが貰えなかった。私の誕生日当日会ったのに、プレゼントがなかった。
初めての彼氏からのプレゼント、期待してなかったといえば嘘になる。
雑貨屋の1500円くらいのネックレスでも、私のために選んでくれたものがほしかった。
「彼氏 誕生日プレゼント くれない」で検索しても、「こちらから言うのはやめましょう、ないならないでいいじゃん」みたいなのばかり出てくる。
来年もくれなかったら、言うつもりだった。
でもリアルの友達に相談したら二人とも「今からでも絶対言ったほうがいい」って言ってた。
次は「彼氏 誕生日プレゼント おねだり」でググってみた。
そしたら、彼氏にプレゼントを貰うための、めちゃくちゃ具体的なアドバイスがたくさん出てきた。くれない…って悩んでる人がここにたどり着けるようにしてほしい。
そして、勇気を出して本人に言ってみたら、悩んで決めきれなかったって。次会うとき渡すって。ネックレスとかが欲しい、と伝えておいたけど、結果違うものになったとのことだった。
プレゼントは、ペアの革製品だった。彼の好みが満開の職人仕事の美しい革製品。おそろいのものをくれたこと、私がほぼ電子マネーで生活していること、持ち歩けるものがほしいと言っていたこと、色んなことが私のことを考えてくれた贈り物で、嬉しかった。言ってみてよかったなぁ。
そこからメンヘラもちょっと落ち着いてきた。ラインの返信がなくても、ずっと「彼氏 嫌われた」とかでググらなくて済むようになった。
愛されていない訳でなく、私たちの関係性は付き合いたてから変化していると納得できたのかもしれない。
これ書きながらおもんね〜と思っている。でもいい、私は今おもんね〜文章しか書けない幸せにいる。
人は変わってくものだけど
人は変わらぬとこもよくて。
数カ月前にブログを書いたときには、まさかこの1ヶ月後に全然違う景色を見ているとは思わなかった。
彼氏が出来た。
突然出来た、ずっと好きかも、と思っていた友達と、「なんとなく流れで」お付き合いすることになった。
なんか手放したんだよね、あのタイミングで。
痩せようとしても全然痩せないし、男性に心から愛されたこともないし、なんかもういいやーって。
40になったら友達と同じマンション買って幸せに暮らす未来もいいな、って本気で考えてた。
その瞬間、彼氏が出来て、えっ、全部、関係なかったの、って。
私がこの10数年、痩せてないと…って悩み続けてたの、関係なかったのかって衝撃よ。
だって私がパンパンのときもちょっとだけ痩せたときもオシャレしてるときもスッピンクソださズボンも全部知ってるのに、それでもいいんだ、って。
人並みに、毎日ずーっとラインした上で毎日電話もして、久々に会えたらバックハグしてくれてコーヒーも入れてくれる。
髪の毛乾かしてくれてるとき、ああ、いいなぁ、って心から思った。
そして、今、ホワイトニングと痩身エステと脱毛を始めた。女の子のやつを全部始めた。
エステはまじで心が折れそうなくらい痛いけど、確実にセルライトに効果が出ている。青あざをなでながら、自分の身体が愛しくなる。
レコーディングで食事改善もやっている、何を食べるとゴキゲンに栄養をとれるか考える思考回路ができた。毎朝自分の体調に心を傾けるようになった。
段々段々、自分を大切にする、ってどういうことなのかの骨格が見えてきた気がする。
そして自分のために身体を整えているけど、久々に会う彼氏を驚かせたいのもちょっとある。
こういう「より良く」なっていくの、身体とメンタルは調子がいいんだけど、段々面白いことが言えなくなる気がして怖い。クレイジーな面白さに憧れていたのに。
でも、「より良く」ならないとまた見えない景色があるんだと思う。
ずーっと「太っている」で悩みの階層が止まってたけど、もし痩せているのが当たり前になったら…?どんな悩みが出るだろう、でもそれはまた経験したことのない悩みなんだろうな、とちょっと楽しみになってきてる。
幸せになっていくことを恐れずに生きていきたいと思う。
自由に生きられる30才マジサー
20歳になった頃、30代はまだまだ先だった。
25歳になった頃、アラサーはやって来た。
そして30歳になった今、私はマジの30=マジサーになった。
行きづらい20代だった。
モテなかったし自分がどんな洋服が好きでどんな髪型が好きなのかも分からなかった
10年過ごした。
ちょっとずつ、「私これ好きかも」が増え、美容室では「おまかせ」一択だった私が小さな希望を伝えることもあった。
3年前、壊れちゃいそうなくらい好きな人がいた。
実るわけのない恋だった。好きな人に好きになってもらえないのが怖くなった。未だに、いつも眼鏡のカレが裸眼で髪を撫でてくれている場面を反芻する。実らない恋だった。
1年前、突然世界は変わった。
会社には行けなくなり、6畳1間のうさぎ小屋での幽閉生活が始まった。割といいこちゃんで生きてたと思う。この状況で異動もした。あまりにも異動がつらくて、カレにLINEした。した瞬間非表示にした。悲しくてつらくてなにやってんだろうなって思った。
3ヶ月前、全てが無理だった。
私はなんとなく伸ばし続けていた髪も嫌になった。美容室に行って、「バッサリ切って派手な色にしてください」って勇気を出して言った。普段オススメで、以外言わないのに。
ちゃんと写真も見せた。でも、だめだった。美容師さんはなんだかんだ理由をつけて、その時の新色のダークブラウンを推していた。私が心の中でくしゃくしゃに握りしめてきた写真をチラ見して「これだとスジが浮いてきちゃうからやめた方がいい、他の色でも再現出来るから」って言われたもうそれ以上は言えなかった。私みたいな者が言って髪型じゃなかったんだ、と思うと、悲しさと恥ずかしさが交互に来て泣き出しそうだった。自分の意見が聞いてもらえないことの絶望感を味わった。
結局、出来上がったのは最新のダークブラウン色の長めのボブカットのマジサーだった。
しばらく色が抜けてくるのかも…と期待していたが、そんなことは全くなく、暗いのでプリンになることもなく、髪質だけがどんどん死んでいった。
まだ在宅勤務は続く。
ずっと家にいるから、常に髪型はひっつめ。たまの顔出し会議のときに髪の毛をセットするのが、あの日を思い出して憂鬱だった。
先週、流石に髪を切りたかった。
ここ数ヶ月の私はベッドと机の往復しか身体を動かしておらず、石のようだった。あと仕事が嫌な感じで忙しかった。
ということは、メンタルもフィジカルも最悪に調子も悪く、なんのやる気もしなかった。どーせお気に入りじゃない髪の毛なんて全く気にしていなかった。
そこから抜け出したくて髪を切りたかった。
数日前、髪を切った。
前の日に寝るのが遅くなってたから、朝イチの予約はキツかったけど、寝不足よりも今日髪を切る楽しみが勝っていた。メイクもした。
そして前回とは別のお店に行った。
中学生の頃から私の髪を切ってくれてるお兄さん、いつも「どうしたい?」「おまかせで」で大体素敵に仕上げてくれる。
でも今日は自分の意見を伝えたい。「どうしたい?」「内側を…内側だけ派手に…」「オッケー分かった」
あ、、これで通じるんだ。ホッ。
「前に行ったところでこうしてほしかったのにしてもらえなかった」の思いが溢れ出てしまった。
あまりにも髪の毛が傷んでたので、多分だけど修復に全力を注ぎたいって思ってたんだろうけど、なにも言わずに私の希望を聞いてくれた。
カラーのお姉さんも「ブリーチは?」って聞いてくれて「やってください!」って答えたときの誇らしさ。ブリーチは大学生の時に断られた事を引きづっていたことを思い出した。
最終的にもーーーこれ以上ないくらい理想的なインナーカラーが入った。髪の長さも外側の色も全部完璧に私の希望を聞いてくれた。とても尊重してもらえたと感じた、嬉しかった。嬉しさがこみ上げた。
鏡を見る度に嬉しい、this is me.って感じがする。襟足から覗く独創的な色合い、私の大好きな変なパーカーともすごく相性がいい。ほぼフリーターだけど。ピンク系のメイクを丁寧にしたい、なるはやで痩せたい、この髪型にふさわしくキレイになりたい。
髪型ひとつで人ってここまで前向きになれるんだ、って思った。
何かのご褒美に高級エステ、とかよく話を聞くけど、逆じゃないかな、エステを受けて綺麗になったから他のことががんばれる。
とにかく私は今すごく楽しい。シャンプーで洗ってそのままトリートメントなしで寝るなんてことはしない。私が欲しかった髪の毛だから大切に扱う。私自身もそうやって好き勝手やって大切にしていきたい。
とにかく自分の気に入っているものに囲まれるのはいいぞ。