こじらせアラサーのブログ

斜に構えるのをやめていく

自分の「心地よさ」とは

彼氏の家はとても綺麗で情報量が少ない。
デートは100%彼の家だけど、いつも掃除が行き届いた部屋と交換されてふかふかのシーツで迎えてくれる。

とても落ち着く空間。

3日間を一緒に過ごしたとき、彼はおもむろにコンロを拭いて、風呂場を壁から床から全部掃除していた。
「しんどいけど、このほうが後で気持ちいいでしょ」って。
衝撃的だった、私、一度も壁なんて磨こうと思ったこともなかった。

家に帰って、コンロを磨いた。ピカピカのコンロを触る度に、私にもピカピカにできたんだ、という高揚感に包まれた。磨いてみて良かった。


あと、彼はとても少食。「お腹いっぱいになってもいいことない」って。
これも新しい価値観………お腹いっぱいで苦しくなるまで食べてすべての考えを放棄するのは、もしかしてストレス解消として間違ってるのか?と考え込んでしまった。

〇〇さんと一緒にいたら太らない気がする、と笑いながら、自らの食生活を鑑みる良い機会になった。

でもじぶんちに帰った瞬間、ウーバーで大量の食べ物を取り寄せて無心で食べていた。思考を変えるのには時間が掛かりそう。



こうやってお互いの生活を擦り合わせていくの、とても嬉しいなぁと思う。もう付き合い当初みたいなラブラブ感皆無だけど、だんだん、生活を分かり合っていく期間な気がする。ラインの返信はもうちょい早いと嬉しいなぁ。



あとは、誕生日プレゼントが貰えなかった。私の誕生日当日会ったのに、プレゼントがなかった。
初めての彼氏からのプレゼント、期待してなかったといえば嘘になる。

雑貨屋の1500円くらいのネックレスでも、私のために選んでくれたものがほしかった。
「彼氏 誕生日プレゼント くれない」で検索しても、「こちらから言うのはやめましょう、ないならないでいいじゃん」みたいなのばかり出てくる。
来年もくれなかったら、言うつもりだった。

でもリアルの友達に相談したら二人とも「今からでも絶対言ったほうがいい」って言ってた。
次は「彼氏 誕生日プレゼント おねだり」でググってみた。
そしたら、彼氏にプレゼントを貰うための、めちゃくちゃ具体的なアドバイスがたくさん出てきた。くれない…って悩んでる人がここにたどり着けるようにしてほしい。

そして、勇気を出して本人に言ってみたら、悩んで決めきれなかったって。次会うとき渡すって。ネックレスとかが欲しい、と伝えておいたけど、結果違うものになったとのことだった。

プレゼントは、ペアの革製品だった。彼の好みが満開の職人仕事の美しい革製品。おそろいのものをくれたこと、私がほぼ電子マネーで生活していること、持ち歩けるものがほしいと言っていたこと、色んなことが私のことを考えてくれた贈り物で、嬉しかった。言ってみてよかったなぁ。

そこからメンヘラもちょっと落ち着いてきた。ラインの返信がなくても、ずっと「彼氏 嫌われた」とかでググらなくて済むようになった。
愛されていない訳でなく、私たちの関係性は付き合いたてから変化していると納得できたのかもしれない。


これ書きながらおもんね〜と思っている。でもいい、私は今おもんね〜文章しか書けない幸せにいる。